Premiereで速度変更の方法をお探しですね。

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Premiere Proで動画の速度を変える方法【初心者向け完全ガイド】

Premiere Proで動画の再生速度を変えられるようになると、編集の幅がグッと広がります。

単純なカット編集だけでは出しにくい「スピード感」「余韻」「ここ見て!という瞬間」を作れるようになるんです。

早送りは作業シーンや移動の場面をサクッと見せるのに便利ですし、スローモーションはスポーツ、ダンス、商品の紹介、感動的なシーンなんかを印象的に見せてくれます。

この記事では、Premiereで動画の速度を変える基本から、部分的に速くしたり遅くしたりする方法、さらに自然な緩急がつけられる「タイムリマップ」まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

1. Premiereで動画の速度を変える基本:早送り・スローの考え方

Premiere Proで動画の速度を変える一番基本的な方法は、タイムライン上のクリップに「速度・デュレーション」を設定することです。

再生速度を100%より大きくすれば早送りに、100%より小さくすればスローモーションになります。

例えば200%にすれば2倍速、50%にすれば半分の速さで再生されます。

最初に覚えておきたいのは、この「100%を基準にして数字を増やしたり減らしたりする」という考え方です。

操作自体はとってもシンプル。

タイムライン上で速度を変えたいクリップを右クリックして、「速度・デュレーション」を選びます。

出てきた画面で「速度」の数字を変えれば、クリップ全体の再生スピードを調整できます。

早送りにしたいなら150%、200%、400%などに上げて、スローモーションにしたいなら80%、50%、25%などに下げましょう。

数字を変えるとクリップの長さも変わるので、前後のカットとのつながりを確認しながら調整するのがポイントです。

ここで気をつけたいのが、速度を変えると映像だけじゃなくて音声にも影響が出ること。

会話や環境音が入っている素材を早送りにすると、声が高くなったり聞き取りづらくなったりします。

逆にスローにすると音が間延びして変な感じになることも。

音声を活かしたい場合は、速度を変える前に映像と音声のリンクを外しておくか、BGMや効果音に差し替えるなどの工夫が必要です。

速度を変えるだけじゃなくて、映像全体の見やすさと聞きやすさをセットで考えると、仕上がりがグンと良くなりますよ。

あと、スローモーションをきれいに見せるには、撮影時のフレームレートも関係してきます。

フレームレートっていうのは1秒間に記録される静止画の枚数のことで、30fpsや60fpsなどで表されます。

30fpsで撮った素材を極端に遅くすると、カクカクした感じが目立つことがあるんです。

一方、60fpsや120fpsで撮った素材なら、スローにしても動きが滑らかに見えやすくなります。

編集だけでどうにかできる部分もありますが、自然なスローモーションを作りたいなら、撮影の時点から高フレームレートを意識しておくと安心です。

2. クリップ全体の速度を変える方法と、初心者がつまずきやすいポイント

クリップ全体を早送りやスローモーションにする場合は、「速度・デュレーション」を使うのが一番分かりやすいです。

例えば長い作業工程を短く見せたい時は、対象のクリップを右クリックして速度を300%や500%に変更します。

そうすると、実際には数分かかっている作業も短時間で見せられるので、視聴者を飽きさせずに済みます。

料理動画、メイキング動画、移動シーン、画面収録なんかでは特に使いやすい編集テクニックですね。

スローモーションを作る場合も基本の操作は同じです。

速度を50%にすると再生時間は約2倍になって、25%にすると約4倍の長さになります。

ジャンプの瞬間、表情の変化、商品を手に取る動作など、見せたいポイントをゆっくり見せることで、視聴者の注目を集めやすくなります。

ただ、必要以上に長くスローを使うとテンポが悪くなっちゃうので、「どの瞬間を強調したいのか」をハッキリさせてから使うことが大事です。

スローは使いすぎるより、印象的な場面に絞った方が効果的ですよ。

初心者の方がつまずきやすいのが、速度を変えた後にタイムライン上に隙間ができたり、逆にクリップが重なっちゃったりすること。

速度を上げるとクリップは短くなるし、速度を下げると長くなります。

その結果、後ろの素材との間に空白ができたり、次のクリップにぶつかったりする場合があるんです。

「リップル編集」的な設定を使うと速度変更に合わせて後ろのクリップも自動で調整されますが、意図しないズレが起きることもあります。

変更した後は必ずタイムライン全体を見直して、カットのつながりをチェックしましょう。

速度を変える時には、補間方法も確認しておくと仕上がりが変わってきます。

Premiereには、フレームサンプリング、フレームブレンド、オプティカルフローっていう時間補間の方法があります。

フレームサンプリングは元のフレームをそのまま使う基本的な方式で、処理は軽いけどスロー時にカクつきが出やすい場合も。

フレームブレンドは前後のフレームを重ねて動きを補ってくれます。

オプティカルフローは前後の動きを解析して中間フレームを作り出すので、滑らかに見えることが多いんですが、動きが複雑な映像だと変な歪みが出る場合もあります。

スローを自然に見せたい時は、素材に合わせて色々試してみるのがおすすめです。

3. 部分的に速度を変えるなら「カット」と「速度・デュレーション」を組み合わせる

動画全体じゃなくて、一部分だけ早送りやスローモーションにしたい場合は、クリップを分割してから速度を変更します。

具体的には、タイムライン上で速度を変えたい範囲の始まりと終わりにカットを入れて、その区間だけを独立したクリップとして扱うんです。

Premiereではレーザーツールを使ってクリップを分割できます。

ショートカットキーを使えば作業が速くなりますが、最初はツールバーから選んで操作しても全然OKです。

例えば、普通の速度で歩いている映像のうち、ジャンプする瞬間だけをスローモーションにしたい場合を考えてみましょう。

まずジャンプが始まる直前と着地後の位置にカットを入れます。

次に、その間のクリップだけを右クリックして「速度・デュレーション」を開いて、50%や40%などに設定します。

これで、前後は普通の速度のまま、ジャンプ部分だけがスローになります。

逆に、長い移動シーンの一部だけを短縮したい場合は、その範囲を分割して300%や500%に設定すれば、部分的な早送りができあがりです。

この方法のいいところは、仕組みが分かりやすくて、失敗しても修正しやすいこと。

どこからどこまで速度が変わっているのかがタイムライン上で見て分かるので、初心者の方でも管理しやすい編集方法だと思います。

ただし、速度が切り替わる瞬間が急に見えやすいっていう弱点もあります。

普通の速度からいきなり50%になると、場合によっては不自然な印象になっちゃうことも。

カットのタイミングを動きの切れ目に合わせたり、効果音やズーム、トランジションを組み合わせたりすると、切り替わりが自然に見えるようになりますよ。

部分的な速度変更でよく使う考え方は、次の3つです。

– 長い説明や移動は早送りで短く見せる
– 見せ場や重要な動作はスローモーションで強調する
– 速度が切り替わる位置は動きの区切りに合わせる

この3つを意識するだけでも、単調な映像にリズムが生まれます。

特にYouTubeやSNS向けの動画では、視聴者を飽きさせないテンポ作りがすごく大事。

ただし、早送りを使いすぎると映像の内容が伝わりにくくなるし、スローを使いすぎると間延びしちゃいます。

速度変更は「情報を整理するため」「印象を強めるため」に使う編集テクニックなので、派手さだけを目的にしないことが大切です。

4. タイムリマップで自然な緩急を作る方法と、きれいに仕上げるコツ

Premiere Proでもっと高度に速度を変えたい場合は、「タイムリマップ」を使います。

タイムリマップっていうのは、1つのクリップの中で再生速度を時間に沿って変化させる機能です。

普通の「速度・デュレーション」はクリップ全体、または分割した区間ごとに一定の速度を設定する方法ですが、タイムリマップなら普通の速度から徐々にスローへ、スローから徐々に普通の速度へ戻すような、滑らかな速度変化を作れるんです。

スポーツ映像やミュージックビデオ風の演出、商品紹介の印象的なカットなんかに向いています。

タイムリマップを使うには、タイムライン上のクリップ表示を「タイムリマップ:速度」に切り替えます。

クリップ上に表示される白い線が速度を表していて、この線を上下させることで再生速度を変更できます。

キーフレームを追加すると、どのタイミングで速度を変えるかを指定できます。

キーフレームっていうのは、変化の開始点や終了点を記録する目印みたいなもの。

例えば、走っている人がジャンプする直前にキーフレームを置いて、ジャンプ中だけ速度を40%に下げて、着地後に100%へ戻すと、自然なスローモーション演出ができあがります。

タイムリマップの一番の魅力は、速度変化の境目を滑らかにできること。

キーフレームを左右に広げると、速度が急に切り替わるんじゃなくて、徐々に変化するようになります。

これで、普通の速度からスローへ入る瞬間や、スローから普通の速度へ戻る瞬間が自然に見えるんです。

急激な速度変化は迫力を出したい場面に向いてますが、映像全体を上品に見せたい場合は、少し余裕を持って変化させる方が見やすくなります。

編集の目的に合わせて、切り替えの鋭さを調整してみてください。

タイムリマップをきれいに仕上げるには、素材選びと確認作業も重要です。

動きが速すぎる素材やブレが大きい素材だと、スローにした時に粗さが目立つことがあります。

また、オプティカルフローを使うとスローが滑らかになる場合もありますが、背景や被写体の動きが複雑だと不自然な歪みが出ることも。

なので、設定した後は必ず書き出し前にプレビューして、必要に応じて補間方法や速度の数値を見直しましょう。

プレビューが重い場合は、レンダリングを行うと確認しやすくなりますよ。

まとめ

Premiereで動画の速度を変える方法は、目的によって使い分けるのが基本です。

クリップ全体を手早く早送りやスローにしたいなら「速度・デュレーション」、一部分だけ変えたいならクリップ分割、自然な緩急や演出性を高めたいなら「タイムリマップ」が向いています。

最初から複雑な編集を目指す必要はありません。

まずは基本の速度変更を覚えて、次に部分調整、最後にタイムリマップへ進むと理解しやすくなります。

速度変更は動画のテンポと印象を大きく左右する編集テクニックなので、視聴者に何を見せたいのかを意識しながら使うことが、見やすい動画作りの近道です。

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