Premiereでモザイクのかけ方をお探しですね。

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動画の顔やナンバーを隠したい!Premiere Proでモザイク・ぼかしを自動追従させる方法

動画を公開するとき、通行人の顔や車のナンバープレート、住所が分かる看板、商品ロゴなどが映り込んでいると不安になりますよね。

Adobe Premiere Proを使えば、モザイクやぼかしを部分的にかけて、しかも動く被写体に自動で追従させることができるんです。

この記事では、初心者の方でも迷わないように、エフェクトのかけ方からマスクの作り方、トラッキング、ズレたときの直し方まで順番に説明していきます。

1. Premiereで顔やナンバーにモザイク・ぼかしをかける基本

Premiere Proで顔やナンバーを隠すときは、まず「モザイク」か「ぼかし」を動画に適用して、そのあと隠したい部分だけに絞り込む流れになります。

何も設定せずにモザイクをかけると画面全体にかかってしまうので、顔やナンバープレートだけを隠したいときは「マスク」という機能を使います。

マスクっていうのは、エフェクトをかける範囲を指定する機能のこと。

Premiereでは円形、四角形、ペンで自由に描く形など、いろんなマスクが作れます。

まず、タイムライン上で対象の動画を選んで、「エフェクト」パネルを開きましょう。

検索欄に「モザイク」と入力すると、ビデオエフェクトの中に「モザイク」が出てくるので、これを動画にドラッグ&ドロップします。

この時点では画面全体にモザイクがかかっちゃいますが、これで大丈夫です。

次に「エフェクトコントロール」パネルを開いて、モザイクの項目の下にある丸、四角、ペンのマークのどれかをクリック。

隠したい部分だけを囲みます。

顔を隠すなら丸いマスク、車のナンバープレートなら四角いマスクが使いやすいですよ。

ブランドロゴとか人物の輪郭みたいに、形が複雑なものにはペンツールを使うと、より自然に範囲を指定できます。

モザイクの粗さは「水平ブロック」「垂直ブロック」の数値で調整できます。

数値が低いほど粗いモザイクになって、高いほど細かくなります。

でも、隠したい情報が読めないことが一番大事なので、そこを優先して調整してくださいね。

モザイクじゃなくて、もっと柔らかく隠したいときは「ブラー(ガウス)」を使います。

エフェクトパネルで「ブラー」か「ガウス」と検索して、動画に適用したあと、同じようにマスクを作ればOKです。

ぼかしはモザイクより自然な感じになりやすいんですが、弱すぎると文字や顔の特徴が残っちゃうことも。

YouTubeやSNSみたいに不特定多数の人が見る動画では、見た目の自然さより個人情報が分からない強さにすることが大切です。

2. マスクを調整して必要な範囲だけ自然に隠す方法

モザイクやぼかしを一部分だけにかけるには、マスクの位置、大きさ、形をちゃんと調整する必要があります。

エフェクトコントロールで作ったマスクを選ぶと、プレビュー画面に青い線や点が表示されます。

この線をドラッグするとマスク全体を動かせて、角や点を動かすと範囲のサイズや形を変えられます。

ナンバープレートみたいな四角いものは、少し余白を持たせて囲むと、動画の揺れや被写体の微妙な動きにも対応しやすくなりますよ。

顔にモザイクをかけるときも、顔の輪郭ぴったりに合わせすぎない方が安全です。

特に歩いてる人とか振り向く人は、ほんの数フレームの間に顔の向きや大きさが変わるので、マスクが小さすぎると目元や口元がはみ出しちゃいます。

マスクは対象より少し大きめに作って、必要なら「マスクの境界のぼかし」を加えると、モザイク部分の縁がなじみやすくなります。

境界がくっきりしすぎると編集した感じが強く出るので、自然に見せたい動画では境界のぼかしが役立ちます。

マスク調整でよく使うのは、主に「マスクパス」「マスクの境界のぼかし」「マスクの不透明度」「マスクの拡張」です。

マスクパスは形や位置を記録する項目で、後で説明するトラッキングでも重要になります。

マスクの境界のぼかしは、モザイクやぼかしの端をなめらかにする設定。

マスクの拡張は、今のマスク範囲を外側または内側へ広げる機能で、ちょっとだけ範囲を大きくしたいときに便利です。

あと、隠したいものが画面端に近い場合や、途中で一部が見切れる場合は、マスクの形を場面に合わせて調整する必要があります。

たとえば車のナンバーが斜めに映ってる場合、単純な長方形だと余計な部分まで隠れたり、逆に端がはみ出したりすることも。

そんなときは四角形マスクの角を動かして台形に近づけるか、ペンツールでナンバーの角度に合わせた形を作ると精度が上がります。

最初にマスクを丁寧に作っておくほど、後のトラッキングの結果も安定しやすくなりますよ。

3. 動く被写体を追従させるトラッキングの手順

動画では、顔やナンバーがずっと同じ位置にあるとは限りませんよね。

歩く人、走ってる車、手に持った商品ロゴなんかは、時間とともに位置や大きさが変わります。

Premiere Proのトラッキング機能を使うと、作ったマスクを被写体の動きに合わせて自動的に追従させることができるんです。

1フレームずつ手作業でマスクを動かすより断然ラクで、短い動画だけじゃなく長めの素材でも作業時間を減らせます。

手順はシンプルです。

まず、再生ヘッド(時間を示す線)をトラッキングを始めたい位置に動かして、モザイクやぼかしのマスクを対象に合わせます。

次に、エフェクトコントロールパネルの「マスクパス」の近くにある再生ボタンみたいなマークをクリック。

右向きのボタンは順方向にトラッキング、左向きのボタンは逆方向にトラッキングする操作です。

Premiereが映像を解析しながら、マスクの位置や形に自動でキーフレームを追加していってくれます。

トラッキングが終わったら、必ず最初から再生して確認してください。

自動追従は便利なんですが、すべての映像で完璧に合うわけじゃありません。

被写体が急に動いたり、顔が横を向いたり、ナンバーが一瞬隠れたり、背景と対象の色が似てたりする場面では、マスクがズレることがあります。

特に個人情報を隠す目的の場合、ちょっとのズレでも顔や文字が見えちゃうので、完了後の確認は絶対必要です。

トラッキングを安定させるには、開始位置のマスク設定が大事です。

対象物の輪郭に対して小さすぎるマスクを作ると、Premiereが追うべき特徴を見失いやすくなっちゃいます。

逆に大きすぎるマスクは背景まで含んじゃって、意図しない方向へ追従することも。

顔なら目鼻口を含む程度に、ナンバーならプレート全体と少しの余白を含める程度を目安にすると、比較的安定しやすくなります。

複数人の顔や複数台のナンバーを隠したいときは、それぞれにマスクを作りましょう。

1つのマスクで複数の対象をまとめて隠すこともできるんですが、対象同士が別々に動く場合はうまくいきません。

Premiereでは同じエフェクトの中に複数のマスクを作ることもできますが、管理しやすさを優先するなら、必要に応じて動画を複製したり、対象ごとにエフェクトを分けたりする方法も有効です。

編集後に修正しやすい構成にしておくと、確認作業の負担も減らせますよ。

4. トラッキングがズレる原因と手動修正のコツ

Premiereのトラッキングはすごく便利なんですが、動きの激しい映像や被写体が隠れる映像ではズレが起こることがあります。

よくある原因は、対象の形が途中で変わること、背景と対象の色が似てること、手ブレや被写体ブレが大きいことです。

たとえば人物が正面から横顔になると、顔の見え方が大きく変わるので、最初に設定したマスクが合わなくなることがあります。

車のナンバーも、走行中に角度が変わったり他の車で一部が隠れたりすると、追従が不安定になります。

ズレを見つけたら、まずその位置まで再生ヘッドを動かして、プレビュー画面でマスクを正しい位置に動かします。

この操作をすると、その時点のマスクパスにキーフレームが追加されたり更新されたりします。

キーフレームっていうのは、ある時点の状態を記録する目印のこと。

Premiereはキーフレームとキーフレームの間を自動で補間してくれるので、すべてのフレームを手作業で直す必要はないんです。

ズレが大きい範囲では、自動で作られた不要なキーフレームを削除してから、途中の要所だけ手動で設定すると修正しやすくなります。

たとえば、顔が正面から横向きになる場面では、正面の位置、横を向き始めた位置、完全に横を向いた位置みたいに、変化の節目でマスクを合わせます。

細かく打ちすぎると後から調整しにくくなるので、まずは少ないキーフレームで自然に追従するか確認して、足りない部分だけ追加するのがおすすめです。

作業を効率化するには、動画全体を一度にトラッキングしようとせず、シーンごとに区切って考えることも大切です。

被写体の動きが穏やかな部分は自動トラッキングに任せて、急に向きが変わる部分や隠れる部分だけ手動で補正すると、精度と作業時間のバランスが取りやすくなります。

あと、どうしても追従が安定しない場合は、マスク範囲を少し広げる、モザイクの強度を上げる、動画を分割して別々にマスクを作るっていう方法も有効です。

最後に、書き出す前には必ず通常速度で全編を確認してください。

編集中の停止画面では問題なく見えても、再生すると一瞬だけ顔やナンバーが見えることがあります。

特にSNSやYouTubeに公開する動画では、公開後に個人情報の映り込みに気づくと差し替えや削除の手間が発生しちゃいます。

Premiereのモザイク、ぼかし、マスク、トラッキングを組み合わせれば、動く被写体にも対応できますが、最終確認まで含めて編集作業と考えることが安全な動画公開につながります。

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