Premiereをバージョンダウンする方法をお探しですね。
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Premiere Proを前のバージョンに戻す方法【初心者向け完全ガイド】
Premiere Proをアップデートしたら、なんだか動きが重くなった、使っていたプラグインが動かなくなった、一緒に編集している人とバージョンが合わなくなった……そんな理由で「前のバージョンに戻したい!」と思うことって意外とよくあります。
Adobe製品はCreative Cloudのアプリから過去のバージョンをインストールできるんですが、戻せる範囲には限りがあったり、プロジェクトファイルとの相性に気をつけないといけなかったりと、ちょっとした注意点があります。
この記事では、Premiere Proを前のバージョンにダウングレード(バージョンダウン)する方法を、初めての人にも分かりやすく、手順と注意点に分けて説明していきます。
1. バージョンを戻す前に、まず確認しておきたいこと
Premiere Proを前のバージョンに戻すとき、まず理解しておきたいのは「アプリを戻すこと」と「プロジェクトファイルを戻すこと」は別の話だということです。
Creative Cloudから昔のバージョンのPremiere Proをインストールするのは、実はそんなに難しくありません。
でも、新しいバージョンで保存したプロジェクトファイルは、古いバージョンでそのまま開けないことがあるんです。
特に仕事の案件とか、納品前の大事な編集データを扱っているときは要注意。
アプリだけ先に削除しちゃうと、プロジェクトが開けなくなって作業がストップ……なんてことになりかねません。
バックアップは必ず取っておこう
事前にやっておきたいのは、次のようなデータのバックアップです。
– プロジェクトファイル(拡張子が「.prproj」のファイル)
– 素材データ
– 書き出し設定
– プリセット
– プラグインの情報
プロジェクトファイルは、普段自分が保存しているフォルダの中にあります。
それと、自動保存されたファイルが残っている場合もあるので、「Adobe Premiere Pro Auto-Save」というフォルダもチェックしておくと安心です。
バックアップがあれば、ダウングレード後に何か問題が起きても、元の環境に戻したり別の方法で復旧したりできます。
インストールできる過去バージョンには限りがある
もうひとつ知っておきたいのは、Adobe Creative Cloudでインストールできる過去のバージョンには制限があるということ。
基本的には、最新バージョンと直近のメジャーバージョンが中心で、何年も前の古いバージョンを自由に選べるわけじゃないんです。
たとえば、今の最新版と1つ前の世代は表示されても、それより古いバージョンは一覧に出てこないことがあります。
「Premiere Pro 2021に戻したい」「数年前のバージョンを入れ直したい」と思っている人もいるかもしれませんが、Creative Cloud上に表示されないバージョンは、普通の方法ではインストールできないので注意してください。
2. Creative CloudからPremiere Proを前のバージョンに戻す手順
それでは、実際にPremiere Proを前のバージョンにダウングレードする方法を見ていきましょう。
基本的な手順は、Adobe Creative Cloudデスクトップアプリから行います。
具体的な手順
**1. Creative Cloudデスクトップアプリを起動する**
パソコンでCreative Cloudのアプリを開いて、左側のメニューか上部にある「アプリ」をクリックします。
インストール済みのアプリ一覧が表示されます。
**2. Premiere Proの「他のバージョン」を開く**
Premiere Proの項目を探して、右側にある「…」(その他のオプション)をクリック。
そこに「他のバージョン」という項目があるので選択すると、インストールできる過去バージョンの一覧が出てきます。
**3. 戻したいバージョンを選んでインストール**
一覧から戻したいバージョンを選んで、「インストール」をクリックすれば旧バージョンのインストールが始まります。
ここが重要!複数バージョンを共存させるコツ
インストールするときに気をつけたいのが、「以前のバージョンを削除」(または似たような意味のチェック項目)の扱いです。
この設定がオンになっていると、今入っているPremiere Proが削除されて、新しく選んだバージョンに置き換わっちゃいます。
でも、この項目をオフにできる場合は、複数のバージョンを同じパソコンに入れておくことができるんです。
案件ごとにバージョンを使い分けたい人や、旧バージョンの動作確認をしたい人は、できるだけ今のバージョンを残したまま追加インストールするのがおすすめです。
手順のまとめ
整理すると、こんな流れになります。
1. Creative Cloudデスクトップアプリを開く
2. Premiere Proの「…」をクリック
3. 「他のバージョン」から入れたい過去バージョンを選ぶ
4. 必要に応じて「以前のバージョンを削除」をオフにする
5. インストールする
インストール後の注意点
インストールが完了したら、Premiere Proの旧バージョンを起動できるようになります。
複数バージョンを入れている場合は、Creative Cloud上でバージョン名を確認してから起動するのが大事です。
デスクトップのショートカットやDockのアイコンだけだと、どのバージョンが立ち上がるのか分かりにくいことがあるんですよね。
間違えて新しいバージョンでプロジェクトを開いて保存しちゃうと、古いバージョンで開けなくなる可能性があるので、起動前にバージョン番号を確認する癖をつけておくと安全です。
3. バージョンを戻した後に気をつけたいこと
Premiere Proをバージョンダウンした後、一番注意したいのがプロジェクトファイルの互換性です。
プロジェクトファイルが開けない問題
基本的に、古いバージョンで作ったプロジェクトを新しいバージョンで開くのは比較的スムーズです。
でも、新しいバージョンで保存したプロジェクトを古いバージョンで開くのは、できない場合があるんです。
新機能を使っていないシンプルな編集だったとしても、プロジェクトファイルの内部の作りが変わっていると読み込めないことがあります。
なので、「前の環境で同じプロジェクトを開きたい」という理由でダウングレードする場合は、アプリを入れ直すだけじゃ解決しないかもしれない、ということを覚えておいてください。
対策:古い保存ファイルを探す
対策としては、アップデート前に保存していたプロジェクトファイルや自動保存ファイルを探す方法があります。
Premiere Proは自動保存をオンにしていると、一定の間隔でバックアップファイルを作ってくれます。
アップデート前の日付の自動保存ファイルが残っていれば、旧バージョンで開ける可能性があります。
ただし、新しいバージョンで追加した編集内容は反映されていない場合があるので、どの時点のデータを使うのか慎重に確認してくださいね。
どうしても古いバージョンで再編集したい場合は、新しいバージョン側でXMLやEDLといった交換用のファイルを書き出して読み込む方法もあります。
ただ、エフェクトやテロップ、トランジションが完全には再現されないこともあるので、過度な期待は禁物です。
プラグインやプリセットにも注意
さらに気をつけたいのが、プラグインやプリセット、フォント、GPU設定です。
サードパーティ製のプラグインは、Premiere Proのバージョンごとに対応状況が違います。
最新版では動いていたものが旧バージョンでは使えない、またはその逆のケースもあるんです。
エフェクトプリセットやテキストスタイルをたくさん使っている場合も、旧バージョンで正常に表示されるか確認しておくと安心です。
本番前に検証しよう
特に仕事で使う環境では、いきなり本番のプロジェクトを開くんじゃなくて、コピーした検証用プロジェクトで一通りチェックしてから作業を再開するのが安全です。
確認しておきたいポイントは:
– 素材のリンクは切れていないか
– 音声は正常に再生されるか
– カラー補正は維持されているか
– テロップは正しく表示されるか
– 書き出し設定は問題ないか
4. 勝手にアップデートされないようにする方法
せっかくPremiere Proを前のバージョンに戻せたとしても、Creative Cloudの自動更新がオンのままだと、知らないうちにまた最新版に更新されちゃう可能性があります。
なぜ自動更新をオフにするべきか
動画編集では、編集中の案件が終わるまでソフトのバージョンを固定したい場面がよくあります。
アップデートには新機能や不具合の修正というメリットがある一方で、こんなリスクもあります:
– プラグインが対応していない
– UIが変わって使いにくくなる
– 書き出しでトラブルが起きる
– 動作が不安定になる
安定した環境を重視するなら、自動更新をオフにして、自分のタイミングでアップデートする運用がおすすめです。
自動更新をオフにする手順
**1. Creative Cloudの環境設定を開く**
Creative Cloudデスクトップアプリを開いて、右上のアカウントアイコンや設定メニューから「環境設定」に進みます。
**2. 自動更新の設定を変更する**
アプリ関連の設定の中に「自動更新」という項目があるので、Premiere Proの自動更新をオフにします。
すべてのAdobeアプリをまとめて管理したい場合は、アプリ全体の自動更新設定も確認しておくといいでしょう。
関連アプリの更新にも注意
特にAfter Effects、Media Encoder、Photoshopなど、Premiere Proと連携して使っているアプリがある人は要注意です。
関連アプリだけが先に更新されることで、ワークフローに影響が出ることもあります。
できれば関連アプリもまとめて自動更新をオフにしておくのがおすすめです。
まとめ:安全にバージョンダウンするためのルール
最後に、ダウングレード後の運用ルールを決めておくと、トラブルを防ぎやすくなります。
たとえば、こんなルールはどうでしょう:
– **新しい案件を始める前にだけアップデートを検討する**
– **共同編集者とPremiere Proのバージョンをそろえる**
– **重要な案件の最中はアップデートしない**
– **アップデート前には必ずプロジェクトを複製する**
Premiere ProのバージョンダウンはCreative Cloudから比較的簡単にできますが、実際に大切なのは「戻した後に安全に作業できる状態を作ること」です。
旧バージョンのインストール、プロジェクトのバックアップ、自動更新の停止——この3つをセットで行えば、アップデートによる不具合や互換性のトラブルにも落ち着いて対応できます。
バージョン管理をしっかりして、快適な編集環境を保ちましょう!
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